20代30代の患者さんの死・・・。実の親に看とられて天国へ。悲しいけどこれが現実。

20代30代の患者さんの死・・・。実の親に看とられて天国へ。悲しいけどこれが現実。

子どもが親より先立つことほど親不孝な事はない、と言う言葉があります。
本当にそう思います。
しかし、看護師をしていると、そのような場面に遭遇する事はとても多いんです。

医療技術は日々進歩していると言われていますが、ガンに関してはまだ治す事はできません。
ガンは治せない病気ではない、という事を耳にする時もありますが、現実にはまだですよね。

私が働いている病棟には、ガン、骨肉腫、脳腫瘍など、大変な病気の患者さんが入院していますが、
この病棟で働き始めてまだ1年も経っていないのに、何人の死を見てきているのか。
20代や30代の若い患者さんの死を、ご両親が看取るといったケースも沢山あります。
ご両親にとってはとても辛い事です。
自分達より先に、愛する子どもが先立ってしまうのですから、この現実を受け入れるのは簡単な事ではありません。
どう接してあげたらいいのかわからなくなります。

そのような患者さんやご家族の姿を見ていると、自分の子どもだけは長生きして欲しいと思ってしまいます。
これは、どの親でも思っている事です。
しかし、子どもが親より先に亡くなってしまうという現実があるんです。

私はもう何年も看護師の仕事をしていますが、患者さんの死に直面すると、まだまだ動揺してしまいます。
身近にいる看護師が、皆さんの支えになってしっかりしなくてはいけないのに、目が向けられなくなってしまう時があります。
こんな事では、まだまだダメですね。
患者さんやご家族の支えになって、心のケアが出来るようになる為に、看護師としてもっと成長しなくてはいけません。
悲しくて辛い事が沢山ありますが、現実として受け入れられるようにならなくてはいけないなと思っています。

2013年12月11日|